×
肉体と死と悪魔 : ロマンティック・アゴニー from books.google.com
19世紀ロマン主義文学の病理を摘出した書として、久しく私たちの枕頭に置かれていたマリオ・プラーツの名著『肉体と死と悪魔』が、いよいよ邦訳刊行されると聞いて、今昔の ...
肉体と死と悪魔 : ロマンティック・アゴニー from books.google.com
... 肉体と死と悪魔ロマンティック・アゴニー』である。 1 と批判的に記したものが思い浮かぶばかりだ。英文学者としての由良君美は、ノヴァーリスからワグナー、ギュンタ.
肉体と死と悪魔 : ロマンティック・アゴニー from books.google.com
... ロマンティック・アゴニー』(倉智恒夫他訳『肉体と死と悪魔ロマンティック・アゴニー』一九八六)を見れば明らかである。中でも『死の勝利』は最大の世紀末散文芸術といってよいだろう。そこには世紀末芸術特有のあらゆるしるしが盛り込まれている。水死が ...
肉体と死と悪魔 : ロマンティック・アゴニー from books.google.com
... 肉体と死と悪魔ロマンティック・アゴニー』の邦訳がついに出版されたのを機会に、もう一度この距離を測定しなおしたいと考えたからだ。思えばこの書物の名は吉田健一、河上徹太郎から澁澤龍彦にいたる「ヨオロッパ」と書かせてもらう)の文学紹介と ...
肉体と死と悪魔 : ロマンティック・アゴニー from books.google.com
... 肉体と死と悪魔ロマンティック・アゴニー』国書刊行会、( 11 )『定本上田敏全集』第一巻、二三頁( 2 )同右、二八頁三六 ここで「女」は、藤尾のよう. 強いもの、美しいものにひかれるという、新しい男の心情を、この清盛も共有している。その点において ...
肉体と死と悪魔 : ロマンティック・アゴニー from books.google.com
... 肉体と死と悪魔』(推薦文)マリオ・プラーツ著、倉智恒夫・草野重行・土田知則・南條竹則訳『肉体と死と悪魔ロマンティック・アゴニー』(クラテール叢書 1 、一九八六年十一月十日、国書刊行会刊)のカヴァー裏に発表。生きた知識の宝庫(「廣文庫」推薦文) ...
肉体と死と悪魔 : ロマンティック・アゴニー from books.google.com
... 肉体と死と悪魔ロマンティック・アゴニー」(一九八六年十一月)による。 1 「夏目漱石論」(「中央公論」昭和三年六月)注藤尾の魅力は〈美文体〉でこそ実現できた。〈美文体〉は藤尾を、絵の中の存在にしてしまう。それは当時の「恋「愛」概念と結びついた ...
肉体と死と悪魔 : ロマンティック・アゴニー from books.google.com
... 肉体と死と悪魔(ロマンティック・アゴニー)』その一七五三年にはリンネの『植物の種』が出ている。ナチュラル・ヒストリーの<近代>的武装—システム化、とりわけタクソノミー言語の自然への押しかぶせーが始まった年である。その年、もう一人重要な人物が ...
肉体と死と悪魔 : ロマンティック・アゴニー from books.google.com
... ロマンティック・アゴニー肉体・悪魔・死」 130 岡田ブルネッタってパドヴァ大学の人ですで読んだんです。その時には、プラーツは六五歳くらいの人だと思ったんですよね。イタリア語でダヌンツィオが出てくるし、フランス語、英語、すべて原文で引いてき ...